市民科学

市民参加型調査を始めたいあなたへ ~市民科学のすすめ~

なぜ今、市民科学が求められているのか私は仕事で生き物の調査などをやっていますが、生き物の調査は専門知識を持つ人々が仕事で行うばかりではなく、市民の協力によって成立することもあります。専門家でない人々の手で行われるこうした科学……いわゆる市民...
昆虫綱

「幹掃き採集」によって樹皮の割れ目で越冬する昆虫を採ろう

幹掃き採集とは読んで字の如く幹掃き採集をご存知でしょうか? 今坂正一さんが考案し、氏のHPでも紹介されている採集方法です。(幹掃(みきは)き採集 - 今坂正一 & E-アシスト)樹木の幹をホウキなどで掃くことで、樹幹で生活する昆虫を効率的に...
チョウ目(鱗翅目)

ムシャクロツバメシジミ 埼玉県で発見【外来種】

外来種のチョウ、ムシャクロツバメシジミムシャクロツバメシジミは台湾や中国を原産とする外来種のチョウで、日本国内では2013年に愛知県名古屋市で発見されました。現在は愛知県だけではなく九州(福岡県や佐賀県)でも確認されており、関東地方でも20...
オサムシ科

日本のゴミムシ属(Anisodactylus)4種+の紹介

ゴミムシの中のゴミムシゴミムシの仲間にはまさしく「ゴミムシ」という和名の種が存在します。ゴミムシAnisodactylus (Pseudanisodactylus) signatus (Panzer, 1796)見た目はゴモクムシの仲間とそ...
コウチュウ目(鞘翅目)

真冬でもできる! アリヅカムシの採集と観察

2025年末、ライカのいい顕微鏡を購入しました。倍率は6.1~55倍。これに1.6倍の補助レンズをつけたため最大88倍まで拡大できます。ようするに、今までちゃんと見えなかった小さな虫でもしっかり見えるようになったわけです。この機会に今までち...
コウチュウ目(鞘翅目)

アカエリクビボソハムシ_メヒシバを食い荒らすあのハムシ

例のOulema近年、関東の各地で見られるようになったハムシがいます。それがこんな見た目の小さなハムシで、Oulema属のクビボソハムシの仲間です。メヒシバやエノコログサを食べる種で、しばしば大発生して目立つ食痕を残します。本種の食痕幼虫本...
近況など

2025年の振り返り ~今年出会って印象的だった昆虫~

2025年も終わりが近づいてきました。今年の採集品データの入力やラベリング、標本箱へ納める作業も終わりまして、既に新年を迎える準備ができました。今回は、毎年恒例の今年の振り返り記事を書いていきます。以下のような内容で振り返りを行います。<目...
資格試験

野鳥識別士試験を受けてみた ~勉強方法や問題など~

2025年から始まった野鳥識別士試験野鳥識別士試験は自然環境研究センターが2025年から新しく始めた試験です。例えば、この鳥は……?野鳥の写真を見て、その和名を回答するというシンプルな試験方式で、試験の点数によって以下のように「野鳥識別士」...
市民科学

お散歩から始める昆虫調査 ~チョウのモニタリング調査に参加しよう~

キアゲハチョウ類は、生き物の中でも環境の変化に敏感であることが分かっており、環境を評価する指標生物として適しています。そのため、チョウを対象に継続的な調査を行い、その変化を調べること(モニタリング調査)で、自然環境がどのように変化しているの...
チョウ目(鱗翅目)

埼玉県上尾市で実施したチョウ類のモニタリング調査結果と、近隣地域との比較

日本チョウ類保全協会が主導して行っているチョウ類のモニタリング調査に今年から参加していました。散歩のついでにできる簡単な調査で、出会ったチョウ類の種と個体数を記録していくものです。この調査がどういうものなのか、という具体的な説明は別の記事で...